いけてるクラウドサービスを劣化パクリンチョ

■集めてバナ〜ナ
http://bannerna.jp/service/
⇒ここまでC-TEAMもろパクリなサービスも逆にすがすがしいですが、
 確かC-TEAMは特許取ってたはずで大丈夫かドリコム!?と心配してしまいます。
 
 そうでなくてもドライブするにはかなりの障壁がありますね。
 ・顧客
  ⇒ナショクラとのつながりが膨大にあるリクルートと違って
   ドリコムは取引先企業の数で後塵を拝しています。

 ・利益
  ⇒モバイルを主戦場にするには何といっても利益の確保が重要なのですが、
   「値下げ」を是とした業界であるモバイルでうまく利益確保が出来るのか不安です。
   
   C-TEAMは利用料100万円をきっちり取りむしろ金額を高めようと考えているのに対し、
   バナーナは初期段階から20万。原価が6万円だとしてもサーバ運用費用等+値下げで利益はトントンでしょう。
 
 ・差別化
  ⇒モバイルは広告枠が大規模媒体に寡占し付加価値を付けにくい状況なので、
   バナーを無料で作成している広告代理店が多数存在します。
   
   彼らは持ち出しでプロに数十本作らせているので、
   それと比較するとクリエイティブのクオリティに疑問が残りますし、
   何より玉石混合の多数のバナーを最適化配信するシステムが無いように見えます。
   (これはメディアを握りきれなかった事が要因と考えます)
   
   そうなると悪いバナーもダダ流しするハメになりCTRも向上せず、
   PDCAサイクルを配信中に回す事が出来るC-TEAMに比べCTRテストを実際の出稿で
   やっているバナーナが優位性を発揮出来るのか甚だ疑問です。
   
 
 おそらく夏頃にはC-TEAMモバイルもリリースされるでしょうし
 顧客層のヘッドを取られているドリコムは想像以上に厳しい戦況になる事が見えます。
 
 まずは配信先メディアの確保ですね。ミドル〜テールに集中して取り込むのであれば
 ポジショニングがしばらくは被りませんので生き残るサービスになるかもしれません。