3月27日の携帯情報

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【TOPIC】
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【業界動向】

■[4]ケータイ3キャリア,10年目の乱
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090318/326813/

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【サービス・キャンペーン・企業】

魔法のiらんど大賞、ケータイ小説部門の受賞作発表
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/44646.html?ref=rss

■NTT Com、デジタルフォレストに出資、企業向けマーケティング ソリューション提供へ
http://japan.internet.com/finanews/20090325/6.html?rss

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【その他】

■女性向け恋愛シミュレーションSNSウェブカレ」、6カ月で10万人突破--マンガ化も決定
http://v.japan.cnet.com/news/article/story/0,2000067548,20390501,00.htm?ref=rss

■広告の価値は「どこ」ではなく「誰へ」に変わった
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20090324/189887/

ドリコム、完全子会社のジェイケンを吸収合併--ウェブ事業にリソースを集約
http://v.japan.cnet.com/news/article/story/0,2000067548,20390500,00.htm?ref=rss

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【コメント】
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【業界動向】

■[4]ケータイ3キャリア,10年目の乱
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090318/326813/
⇒ドコモは多数ある公式コンテンツをうまくユーザに提案できるような
 サービスを考えています。KDDI/ソフトバンクはそれぞれコンテンツを増やす戦略では無く
 ライフスタイルを軸に展開するauとPCとの連携を図るソフトバンクという図式で
 各社攻めようとしています。
 
 サードパーティとの付き合いを考えるとドコモが圧倒的有利にありますが、
 その分しがらみも強く外部要因による急激な市場の変化には対応出来ない可能性があります。
 
 auは自社で色々しようとしていますが、これはサードパーティとしては
 面白くはないですよね。共存モデルとは言えない感じです。じぶん銀行とか。
 
 ソフトバンクは初めからケータイをインターネットを持ち運びできる端末として
 考えているフシがありますので、ウィジェットを国際仕様化して開発しやすくする等
 グローバルな展開を考えているようです。
 
 世界的にはスマートフォンが隆盛するのは間違いないと思われますので、
 ソフトバンクの戦略はOSレベルでの統一まで図れればiPhoneNokiaに続く
 プラットフォームを築くことが出来るかも知れません。
 

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【サービス・キャンペーン・企業】

魔法のiらんど大賞、ケータイ小説部門の受賞作発表
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/44646.html?ref=rss
⇒年間グランプリは「恋愛の古傷を引きずっていたOL・春日(はるひ)が
 勤務先の上司・一条に出会い、次第に惹かれていくものの、
 一条の元同僚裕子との関係を知り……といった内容の作品である『―urahara―』」
 が受賞したようです。
 
 ざっと序盤だけ流し読みしてみましたが、ケータイ小説の特色として全てが主人公の
 「1人称視点」である事が挙げられます。アタシ彼女もそうでしたが、
 普通の小説でよくある語り部のような作家視点での情景文や風景描写がほとんど無く、
 変わりに主人公に起きた事に対する主人公の思考や感情がそのまま表される事で
 強烈な追体験をする事が出来る(ように思える)という手法です。
 
 まぁ大体の作品が恋愛にまつわる所等は、まだまだ一ジャンルとして捉えるには
 多様性が少なすぎるのではとも思いますが、ターゲット世代の「リアル」がここにあるとすれば
 「追体験する」という見せ方をキーにコンテンツを考える事が重要なのかも知れませんね。



■NTT Com、デジタルフォレストに出資、企業向けマーケティング ソリューション提供へ
http://japan.internet.com/finanews/20090325/6.html?rss
アクセス解析とは、こうも難しいものなのかとつくづく感じさせられるニュースです。
 企業にとってユーザの足跡を調べる事は今となってはネットマーケティングの根幹を担う
 部分にまでなっていますが、そこから得られる課題やニーズに対して、イチアクセス解析企業が
 カバーするには荷が重かったのかも知れません。
 
 逆に見れば、NTTcomからはそういった顧客のマーケティング活動の根っこを抑えている
 デジタルフォレストという存在は相当に魅力的な果実に見えた事でしょう。
 
 今後は文中にあるようなトータルマーケティングソリューションを提供する企業として
 より強くなっていくのかと思うと末恐ろしくなりますが、
 ソリューション規模が大きくなればなるほど予算の関係上それを享受できる会社は少なくなりますので
 以前のような足回りの良さをデジタルフォレストに期待するのは難しくなりそうですね。

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【その他】

■女性向け恋愛シミュレーションSNSウェブカレ」、6カ月で10万人突破--マンガ化も決定
http://v.japan.cnet.com/news/article/story/0,2000067548,20390501,00.htm?ref=rss
⇒おおーこのモデルヒットした?のですね。素晴らしい事です。
 アイテム課金モデルでは無いですが、登録無料オプションサービス有料なモデルは
 腐女子ビジネスでも成立する事がある程度確立されたようです。
 
 あとはドコモでも公式サイトで月額無料の課金モデルが整備されれば
 面白い展開になるかもしれません。



■広告の価値は「どこ」ではなく「誰へ」に変わった
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20090324/189887/
⇒枠を売っていた事が広告であった時代から誰に対して広告を打つのか
 という形に広告が変わろうとしています。
 
 枠の価値は一定を保つとは思いますが、コンテンツを理解しそれに集まってくる人たちに
 大して適格なアプローチ方法を提案する。その事を突き詰める事が今後必要とされている
 事なのかなと思います。



ドリコム、完全子会社のジェイケンを吸収合併--ウェブ事業にリソースを集約
http://v.japan.cnet.com/news/article/story/0,2000067548,20390500,00.htm?ref=rss
⇒およそ2年前にジェイケンの発行済株式総数17,120株を13億2,100万円で取得したドリコムですが、
 来たる5月1日にそのジェイケンを吸収合併するそうです。直近の3QIRを見るとジェイケンが
 ドリコム黒字化にかなり貢献してそうですが、記事本文にはそのジェイケンの売りが入っている
 ウェブサービス事業に注力と書いてありますので、他のad4U等のターゲティング広告事業や
 売上鈍化が続くソリューション事業は縮小していくのでしょうか。
 
 となると当初のブログサービス事業とは会社の形が変わり、実質的には子会社のサービスを
 全体で担ぐようにも見えるんですが、その辺どうなのでしょうか。
 儲かる事に選択と集中するのは悪くないのですが、注力する部分が着メロというのも
 若干の怖さはありますね。

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