4月1日より、青少年ネット規制法が施行--18歳未満にフィルタリングサービスなどを義務づけ
http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000056024,20390909,00.htm?ref=rss
キャリア主導で既に対策が講じられているフィルタリングですが、
4/1より法律が正式に施行しました。
本法律の条文を流し読みしてみましたが、
・ネットリテラシーを高めるための実働機関の設置と啓蒙活動の推進
・キャリアへのフィルタリングサービス提供義務
・ネットリテラシーを高める活動を行う民間団体への支援
がメインの内容の様です。
本法律が携帯狙い撃ちなのはPCよりも「庭=閲覧ページ」への制限が
しやすい事と、青少年=18歳に満たない者の利用率が圧倒的に
高い事からでしょうね。
うーん、ただ第31条において次の民間団体に必要な支援を行うように
努めると書いてありますが、
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一 フィルタリング推進機関
二 青少年有害情報フィルタリングソフトウェアの性能に関する指針の作成を行う民間団体
三 青少年有害情報フィルタリングソフトウェアを開発し又は提供する事業者及び
青少年有害情報フィルタリングサービスを提供する事業者
四 青少年がインターネットを適切に活用する能力を習得するための活動を行う民間団体
五 青少年有害情報に係る通報を受理し、特定サーバー管理者に対し
措置を講ずるよう要請する活動を行う民間団体
六 青少年有害情報フィルタリングソフトウェアにより閲覧を制限する必要がないものに関する情報を収集し、
これを青少年有害情報フィルタリングソフトウェアを開発する事業者その他の関係者に提供する活動を行う民間団体
七 青少年閲覧防止措置、青少年による閲覧の制限を行う情報の更新その他の青少年が
安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備に関し講ぜられた措置に関する民事上の紛争について、
訴訟手続によらずに解決をしようとする当事者のために公正な第三者としてその解決を図るための活動を行う民間団体
八 その他関係する活動を行う民間団体
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と結構民間団体の領域が多く、いくつかは利権団体化しそうな空気がある所が不穏ではあります。
まぁ利権化は全く別問題ですが、何にせよ
・子どもと親への正しいネットリテラシー教育
・新しい文化を作るための土壌作り
の2点に留意して「秩序ある自由」を形成していってもらいたいものです。