人を中心とした気持ち良い「デザイン」がまずありき

ソフトバンク松本副社長、携帯電話事業の重要性を語る
http://k-tai.impress.co.jp/docs/event/wj2009/20090722_304077.html?ref=rss
⇒後半部分を引用します。


 『
 (中略)日本メーカーは、海外市場へ進出可能なのだろうか。
 「サムスンやLGがやったことを徹底的に研究すべき」
 「建て増しに建て増しを重ねた田舎の温泉旅館ではないが、
 土台となるOSをしっかり構築して開発コストを圧縮せねば」と松本氏は提言。
 その上で「『死ぬ気でやる』という確固たる決意があれば、かならず成功できるはず」と、
 日本メーカーへの信頼感も示した。
 』
 

 え、なんか後半精神論になってますが。。。
 そしてサムスンやLGがやった事は徹底的に研究するまでも無く、
 モトローラNokiaが追随出来ないくらいの低価格にて必要最低限の機能が付いた端末を
 低所得者に対して広く普及させるポジショニングを貫いたという事だと捉えています。

 
 日本のメーカーって、そういう超低価格の端末を研究する意味ってあるのかな。。。
 PC産業で海外勢に大きく負けているネットブック分野等を見ると、
 低価格路線で圧倒的な競争力を持っているとはとても思えないのですが。。。


 今海外市場に出回っているケータイは
 ・BBbold/iPhone等のスマートフォン
 ・電話/SMSが出来れば良いという低価格端末
 ・その中間でちょっとリッチな携帯端末
 という大まかに分類出来ると思うのですが、
 日本メーカが狙うのは
 

 ・ちょっとリッチな携帯端末

 
 の部分かなーと思ってます。ここを
 

 ・めちゃくっちゃリッチなんだけどお値段据え置きのラグジュアリ感アップケータイ
 

 に置き換えれば市場はある程度掬えるかなーと。
 

 少なくとも現状のスマートフォンを超えるスマートなUIを作るデザイン力はまだ
 蓄積されていませんし、マーケティング能力も海外勢に比べると足りていないので
 既存のノウハウをうまく活かす方向がいいなーとは思ってます。

 
 (我ながら外野からは好き勝手言えて楽ですね。。。)